2018.2.9 谷川岳:マチガ沢本谷の滑降

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H部です。少し前の話ですが、谷川岳のマチガ沢を滑ってきたので報告です。

マチガ沢は谷川岳の双耳峰(オキノ耳、トマノ耳)から東側に一気に落ち込む沢で、最大斜度は50度のエキストリーム系ルートです。緊張する滑降でしたが良い天気に恵まれて充実の1日でした。

<2月9日>(快晴)

4:30谷川岳ベースプラザ→6:00天神平→8:30谷川岳肩の小屋/10:10マチガ沢本谷へドロップ→11:00谷川岳ベースプラザ

マチガ沢は東側を向いた沢なので日射の影響を受けやすい。そのため、ロープウェイには乗らず4:30にベースプラザを出発、ゲレンデトップまで歩いていく。

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前日からの新雪は15-20cm、旧雪との結合も悪くない。なかなか良い条件だと思って天神尾根を登るが、熊穴沢の手前あたりから風が強まってくる。耐風姿勢を取りながら肩の小屋まで進んだが、天神平から山頂まで2時間半もかかってしまった。

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雪庇を崩して雪をチェックしてから、マチガ沢へドロップイン。最上部はMAX50度、雪面がかなり荒れており緊張したが途中からは新雪が溜まっており快適な滑降。雪庇崩落や雪崩を警戒しながら一気に滑り降りた。

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昨年3月の四ノ沢に続き、自身2本めのマチガ沢。今回は時間を使って支流を観察できたので何年かかけてコンプリートしたいと思う。

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