現役2年のあおちゃんことAOKです。
2017年の11月18日から19日にかけて、標高2017mで日本百名山である「雲取山」に登ってきました!
ルートは下記の通りです。
11/18 鴨沢~七ツ石小屋~七ツ石山~奥多摩小屋
11/19 奥多摩小屋~小雲取山~雲取山~小雲取山~鴨沢
メンバーは車とバイクと女の話しかしない(らしい)僕、いろいろでかくて実は家庭的なNKZW、徒歩で行ける大学に行くのがつらくて最近太り気味なMTSMの3人。全員2年生です。野郎隊です。
別に2017年のうちに2017mの雲取山に登りたいというきっかけで今回の山行を計画したわけではないのですが、その方がブログ映えしそうなのでそういう設定にしておきます。
早朝の奥多摩駅にあつまった我々。朝一番のバスで鴨沢へ向かいます。車内には他にも雲取山に登るらしい方々がちらほら。
鴨沢へ到着し、装備を整えて出発!寒くてしんどい。。。
少し登ると途中に駐車場があり、自家用車ならここまで来られたんだと思いながらも先へ進む。
ようやくアスファルトの道を抜けて登山口に到着。
登山口には「雲取山YEAR」の看板
落ち葉をかき分ける音を聞きながら歩く登山道は晩秋どころか初冬の雰囲気すら感じられます。
(後ほど初冬だと証明させられてしまいます)
もちろんこの時は雪はまだなく、とても歩きやすい道が続きました。
1時間半から2時間くらい登ったところで七ツ石小屋に到着しました。
七ツ石小屋、とてもきれいな小屋です
七ツ石小屋は歩荷小屋らしく、素泊まりが基本です。休憩をとって上へと歩を進めます。
あるきだす直前に雨滴がポツリと降ってきたため、中澤は買ったばかりの雨具を張り切って取り出し、僕と松島は大丈夫っしょと思い強行しました。
雨は1分足らずでやみ、その後は一滴も降りませんでした。
そんなに歩かないうちに七ツ石山に登頂。山頂はだだっ広くて開けており、曇天ながらもいい景色が拝めました。雨or雪が降るという予報に脅かされていましたが・・・。確か、この時点では翌日も天気が崩れる予報だったと思います・・・。
七ツ石山を雲取山方面へ下ると、分岐を経てとてもとても広い尾根道が続きます。防火帯らしいです。
五十人平と呼ばれるヘリポートを超え、奥多摩小屋のテン場へ。幕営料は500円でした。(安い!)
尾根上なので強風が吹いています。僕らは風に耐えながらテントを組み立てました。
この時、とってもボロいテントを持ってきてしまったことが判明。しょんぼりしながらも立てます。そしてテント内に避難。
夕飯をつくって食べ、お酒とツマミを頬張って談笑し、翌日のアタックに備えて早めに就寝。
2日目の朝、まだ暗いうちに出発します。この時、夜の強風でフライが飛ばされかけていたことが判明・・・。
幸いテントの張り綱に絡まっていたのでセーフでした。が、この絡まりを取る際に老朽化した張り綱を一本ブチ切る。ボロいテントにはご用心。。。
他にも出発する準備を整えるパーティを横目に、重装備をデポしてピストン装備で雲取山に向かいます。
幾多のアップダウンを経て、急な上り坂のあと、気がついたら小雲取山を通り過ぎていました。
道標がないのか、それとも見逃したのか・・・。
日が少しずつ登ってきて、ヘッドライトもいらなくなった頃。ようやく気づきました。快晴!!!!!!
ワクワクドキドキしながらペースをアゲアゲにして雲取山に向かいます。
そしてついに雲取山避難小屋を目撃!つまりそこは雲取山頂!
・・・あれ、雪・・・?いいえ、霜でした。寒さと湿度のおかげか、普段は見られない霜やら樹氷やらが見られます。最高の景色です。
僕は普段であれば一眼レフを持ってるのですが、今回はザックに入り切らずに断念。悔しい。
でも、コンデジもってたので撮りました。雲取山頂からの景色をいくつかどうぞ!!
ちなみにちなみに、ここ雲取山避難小屋には温度計が設置されているのですが、なんとなんと。
余裕の氷点下です!!!!!!!!!!!!さむーーーい!!!
山頂を存分に堪能したあと、爆速で下山しました。
奥多摩小屋にはビールが売っており、リーダーの中澤くんに帰りに飲みたいと懇願しましたがあっさり拒否されました。。。(当然)
下山後、バス停までの道にはキレイな紅葉が!!!
この後、コーラを抱えてバスに乗り奥多摩駅へ。
お風呂につかりご飯を食べて電車で帰宅。
最高の山行でした。冗談抜きで笑いあり、涙あり、ポロリありの山行でした。お疲れ様!
今回は雲取山が雪に閉ざされる前ということもあって、多くの登山者がいました。今回のルートは難易度こそ高くないですが、判断を誤れば危険な目に合う可能性は十分にあります。登られる際は無理せず綿密な計画を!