H22卒服部です。先日、北アルプスの小蓮華山で山スキーをやってきたので報告します。
小蓮華山は北アルプス北部の白馬岳の北東に位置する山で標高は2763m。地味な山ですが南面に急峻なルンゼを持ち、春先には山スキーヤーが良く訪れるところです。今回は小蓮華山から一気に落ち込む直登ルンゼを滑ってきました。
・メンバー:服部(H22卒)、福田(H25卒)
・3月31日(快晴)
9:00栂池ロープウェイ自然園→11:30船越ノ頭→12:20小蓮華山/12:45ドロップ→13:15白馬沢合流→14:30二股
栂池スキー場から始発のロープウェイで自然園へ。快晴の週末とあってスキーヤー多数。
自然園から大きな雪原を通って船越の頭へ向かう。 滅多にない好条件にテンションが上がるが無風で激暑。暑さでかなり消耗し、船越ノ頭に着いた頃はヘロヘロ。滑る時用に体力を残しておかないと行けないのでゆっくり進むことにする。
船越ノ頭から小蓮華山は近いようで意外と遠い。何度も出てくるニセ小蓮華に騙されながらも昼過ぎには到着。
ドロップポイントをのぞくと、序盤は45度くらいになっているが雪は緩んでおり、最初の100mほど気をつければなんとかなりそう。
念のためハーネスを着け、腰にアックスを差してから服部がドロップイン。雪は程よく緩んで気持ちよくターンできるが転倒は許されない。慎重に150mほど高度を下げてから福田にもGOサインを出す。
序盤の急斜面をこなすと広く快適な斜面が広がるが、昇温と共に落石も起き始めたのであまり休憩を取らずに一気に降りていく。ルンゼ下部は雪崩の後や落石で雪面が荒れていたが、なんとか滑りきった。
緊張する滑降を30分ほど続けて白馬沢へ合流!ここからは幅広のザラメ斜面を大きく使いながら雪面にシュプールを刻んでいく。今日イチ楽しかったのはこの斜面だろう笑
その先も板を脱ぐこと無く二股まで滑れた。下山後は白馬の山道具屋を冷やかしてから道の駅で泊。翌日スキー練習をしてから解散した。
(翌日、八方尾根から撮影した小蓮華山。写真中央のまっすぐな谷が直登ルンゼ)